精緻な技術

今日は、朝から打合せで外出でした。
東京ステーションギャラリーの催事の招待券をいただいていたので、最終日と言うこともあって帰りに東京駅で途中下車です。
かなり混み合っていました(^_^;
もう少し落ち着いてみられたら良かったかな。
で!
東京駅ですね。

東京駅ファサードのアップ
中央口と北口の中央あたり


きれいなファサードですね。
基壇は本石ですが、窓を囲むボーダーは擬石です。
その拡大写真がこちら。

擬石のクローズアップ


すさまじく精緻な技術ですね。目地とピン角。
レンガに施された覆輪目地が、擬石の部分にも使われています。
現代の左官職人にこの技術が伝承されていなかった?東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 動画集
知りませんでしたが、そうだとするととても残念なことですね。
学生の頃は、あまり気にも留めていませんでしたが。
保存復元された東京駅。いい建築ですね。


スピーカーケーブル

今日はスピーカーケーブルの話です。
過去記事はオーディオケーブル良い音で音楽を聴きたい(オーディオの話)です。
これは、長さと太さを考えれば良いだけです。
メッキ線の16GAだと3、4mくらいですね。あまりシビアにならなくても大体でOK。
アイソレーショントランス電源を使う前は、ウェスタンエレクトリックの16GAを3mで繋いでいました。(写真右)
これホンモノですよ。オリジナル品です。随分前に買ったものですが、1800円/mくらいだったかな?3m2本で1万円くらい。
なかなか良いケーブルです。って当たり前ですが。BELDEN8470でも同じです。こちらは250円/mでとてもリーズナブルです。
ところが、アイソレーショントランス電源を使い始めたら、WE16GAだとシャープすぎて聴けなくなってしまいました。

スピーカーケーブル
右:ウエスタンエレクトリック16GA
左:警報線1.2mm単線


とても良いSPケーブルなのに。。。
で、仕方ないので銅単線のケーブルに変えて聴いています。ごく普通の警報線の1.2mmですね。(写真左)
ホームセンターで売ってます。60円/mくらいだと思います。
さて、長さは?
いろいろ試して下さいww
ちょうど良い長さは、自分で試してセッティングするしかありません。


新緑の季節

毎年巡ってくる季節で、一番好きな季節です。
風も心地よいし、走るのには最高です。
6年前のスナップ。

CB1300SB


もう、うずうずしてしまうのですよww
バイクを下りてからもう6年も経っているのに、未だ熱は冷めていません。

CB1300SBのエンジン


新緑の中や稲穂の田園風景、ギラギラした夏の陽射し、紅葉の中。。。冬は冬眠ww
そのうちまた乗りますよ。。。。ホントに乗れるのか?


macOSとVectorWorks(その2)

このような不定期更新のきまぐれBlogでも、多くはありませんが訪問して下さる方々がいらっしゃいます。
ありがとうございます。
さて、訪問された方々が一番閲覧している記事は、macOSとVectorWorksです。しかも圧倒的多数ですww
皆さん困っているのかどうかわかりませんが、自分のバージョンはどのOSで動作するのかと言ったところでしょうか。

VectorWorks2016バージョン


この2016もすでにmacOSの最新バージョンであるHigh Sierra(10.13)では、すでにA&Aの動作保証から外れています。
なかなかテスト環境での確認は進んでいないので、確実ではありませんが。
起動はしますし、ハングアップすることもなく使える。。。。と思います(^_^;(自己責任でお願いします)
私もA&A動作保証外のかなり以前のバージョンでデータが壊れるという、とっても痛い目にあっていますので。
あとは、仮想ソフトで古いmacOSを使うという手もありますが、動作感やリスクを考えるとお勧めできないですね。
A&Aには、もっとアップデータ出してもらって対応して欲しいですね。
参考までに、下記サイトで検証した結果が記事になっていますので、確認されると良いでしょう。
2008までしかありませんが、Ver12あたりですとOSX10.4までだったかな?(あやふや(^_^;)
12.5だとOSX10.7でも可能みたいですね。アクセス権ではじかれるらしく、インストールにコツがいるみたいですけど。
VectorWorksのバージョンとMacOSのバージョンの関係


足元のデザイン

以前「足元を締めよ」という記事を投稿しましたが、これが完成形の写真です。
ここは杉板張りの部分ですが、他にも左官塗りの部分も同様に納めています。
床面と杉板とのクリアランスは30mm。

外壁と基礎の段差をなくすディテール


アルミアングルを2段に通して、スリット部分を通気口にしています。
水切りとしては機能は劣るわけですが、基礎部分の杉板の塗装は2回塗としたり、庇を深くして雨濡れを少なくしています。
既製品の無骨な通気水切りが回ってしまったり、基礎部分が別の仕上げになってしまったり、普通に行われていることなのですが。。。
そういう細かい部分のデザインをどのようにするかで、建築の印象を大きく決めてしまいます。
特に木造の場合は、注意する必要があると考えています。


takeoff

海ほたるから対岸の羽田空港を眺めると、航空機が飛び立つ様子が見られます。
季節によって風向きが違うので、着陸の場合もありますが。
羽田空港は平行滑走路なので、このように航空機が2機同時に離陸することもあります。
管制官は大変な仕事ですね。

takeoff


プロポーション

多摩平の家の竣工写真をHPにアップしたいのだけれど。
4月に入ってからというもの、慌ただしくてなかなかできません。
特徴的なところをちょっとアップします。
アプローチの見下げの写真です。
上から見ると縦格子の陰影がきれいです。

多摩平の家アプローチ
写真©齋藤貞幸


次は2階のカウンターです。
これは、かなりプロポーションの検討をした部分です。
カウンターとそれ以外の背景になる部分を大切に考えました。
高さと長さのバランスや幅。厚さと抜ける部分のプロポーションとか。
日常的には、こんなふうに見ることはないのだけれど、美しいプロポーションは、どこから見ても美しく見えるものだと思っています。

多摩平の家 2階カウンター
写真©齋藤貞幸


空を切り取る

住まいの中に、こんな風に空を切り取るような場所があるって良いと思いませんか?
季節や時間を感じられますね。
特別なことではないけれど、暮らしがほんの少しの楽しくなりませんか?

空を切り取る


フラットバーの使い方

スチールのフラットバーは、コストも安いと言うこともありますが、線を細く見せることができるので、手摺りによく使っています。
あまりに繊細なイメージをしてしまうと、揺れたり曲がったり、手摺りとはとても言いがたいものになってしまうので、注意が必要です。
私も、何度か失敗してます。(^_^;

フラットバーを組み合わせた手摺り


この手摺りは、フラットバーを組み合わせて剛性を持たせています。
水平部分と斜めの部分は分割してデザインし、手摺り子をボルト止めにして一体にすることで揺れを防いでいます。
防錆と質感を良くするため、溶融亜鉛メッキ+リン酸処理としています。
意図してつくれない結晶模様がとても気に入っています。