住宅を考える時に大切にしていることの1つに、光の入れ方があります。
都市部では、隣家がせまっていたりするため、窓の取り方には注意が必要です。
窓を高い位置に幅広く配置すると、隣家とお互いの視線が交差せずに十分な光を室内に導くことができます。
特に1階の部屋には効果があります。
テラスに面した掃出の窓にそってダイニングを配置。
ブラインドで、柔らかな光にコントロールしています。
淡くやわらかな光の入れ方です。
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細部の納まりひとつで印象が変わってしまう。
タイルの納まり
最近は輸入タイルが多くサイズも大判なのは良いと思っていて、良く使っている。
平場ならば問題はないが、階段などの段差部分は注意が必要だ。このような輸入タイルには、段鼻タイルがない。
ほとんどの住宅の納まりは、単純に蹴上げ部分と踏み面部分にそのまま張り上げてしまうため、タイルの小口が露見し安っぽく見えてしまう。
そもそもタイル張りの納まりを知らないか、面倒だから手を抜く。
白の家では
段鼻タイルの代わりにスチールアングルで見切るとともに、蹴込みを大きく取ってシャープで美しい納まりにしている。
通気工法の基礎水切りと基礎の取り合いも少しの工夫で美しい姿になる。
アルミアングルを上下に通し、スリット部分を通気口にする。外壁と基礎立ち上がりは同面で納めることができる。
一昨年から伊勢に参拝している。
何度行っても、神宮の空気感は清々しく感じられる。
ご正殿は、内宮、外宮ともにほとんどその姿を見ることはできないが、
木々の間からわずかに鰹木と千木は見ることができる。
今年も気持ちを清め、お詣りしてきた。
昨年から第63回式年遷宮の催事が行われていて、昨年古殿地だった名称が御敷地に変わっていた。
着々と式年遷宮に向けて進行しているようです。
30年近くにわたって住んできたわが家は、今時の省エネ住宅を完全無視したような内外コンクリート打ち放しの住宅で、夏暑く、冬寒い家だ。好きでそうしたのだから後悔はしていない。しかし、それに巻き込まれた家族は大変だったと思う。
次世代に残す住まいは、そうもいかないだろう。
そんな戦うような家に住んできた身としては、断熱性の高い住宅というのがどのくらい快適?なのか。
体感として経験していないから、わからない。少なくとも、ウチよりは数段住みやすいに違いない。
断熱性や、気密性を高々と歌うつもりなどまったくないが、法律で縛られては無視するわけにもいかない。
断熱材は、もっともコストパフォーマンスの良い、現場発泡ウレタンA種3だ。
当然室内側には内部結露を抑制するために、防湿シートが必要になる。
このシートは夏冬対応の可変透湿性能を持っている。
本当にこの通りの性能なのかは、計算でしか確認できない。
この住宅は、断熱等級5の性能評価を申請取得している。
コストバランスを考えての選択だ。
当然耐震性も重要だ。法律だけ守れば良いわけではない。どんな建物でも構造設計は必要なのだ。4号特例など関係なく、今まですべてそのように設計してきた。
ほとんどの人が、一生掛けてローンを組んでやっと実現するような住まいが、たった1度の大地震で住めなくなったり、まして倒壊など論外だ。
プランと開口部の検証を重ね、結果性能評価で耐震等級2とした。
しかし。
このような性能は、つくるための指標であって、
空間のおもしろさや住宅の魅力を表すものではない。
そんなところばかりを見て、本質的な部分を見ない(あるいは見ることができない)と、ろくな建築(住宅に言い変えても良い)はできないだろう。
建築は、空間的な魅力こそが本質だ。