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VectorWorks2018

もう2018年も暮れようとしているタイミングでバージョンアップです。
キャンペーンにつられました…W
実際は、前回バージョンアップした2015、2016が、はっきり言って出来損ないだったからです。
macOSの対応以前の問題ですね。すごく損した気分。
例えば。
グループ内に入って戻ると、データパレットに情報が表示されなくなる。→ファイル開き直し
リソースのハッチングを編集すると、ハッチングそのものが消える。→作り直し
描画がもたつく(主観です)
立ち上がりが遅い。1分くらいかかる。(測ったことないですけど…W)
毎年のことですけど、macOSの新バージョンリリースが早くて、それに対応しきれないということもあるとは思うけれど。
そもそも、業務でWinに比べて圧倒的にユーザー数の少ないMacを使うこと自体が問題と言えばそうなのかもしれません。(^_^;
しかし、MiniCAD時代から、慣れ親しんでいるし、今更Winにするのも抵抗有りです。(実はWinのUIが嫌いです。)
2018を使い始めて、特にトラブルはありません。

VectorWorks2018


立ち上がり時間も、少しだけど早いような・・・・気がします。W
何よりも、タブ表示ができるようになったことが大きい。使いやすくなりましたね。
私のように、ファイルを数多く立ち上げて使うにはとても便利です。それでも8ファイルがリミットです。
こんなことなら、もっと早くバージョンアップしておけばよかった。


地鎮祭

昨日は、つくし野の家の地鎮祭でした。
最近、東京でも西の方の計画が多いです。多摩平の家もそうでしたが、敷地にもゆとりがあるし緑豊かな住宅地です。
遠くには山並みも望めます。完成が楽しみです。

つくし野の街並み


汐留

今日も外出です。
また久しぶりの汐留です。

日テレです。


目的地はここではありません。

目的地から見たカレッタ汐留 電通本社ビル


電通本社ビルは、こちら側からではなくて、反対側から見た方が美しい。
Panasonicショールーム脇に新橋駅が再現されてますね。

新橋駅


周りのビル群と比べると、何故か落ち着きます。きっとスケールなんですね。
待ち合わせ時間に余裕があったので、周りを散策していると。

中銀カプセル


現存してました。解体するという話もあったと思うのですが。
メタボリズム建築の先駆ですね。
時は進んだのだなと、思ってしまいました。


東京駅 八重洲

東京駅は改修されて丸の内ばかりに気を取られていましたが、八重洲口も変わっていたんですね。

東京駅八重洲口


巨大キャノピーがとても印象的。
駅のエントランスとしてとてもわかりやすいですね。
この下はバスターミナルになっています。

巨大なキャノピー


八重洲の地下街を歩いていたら、イルミネーションで装飾されてました。

八重洲地下街イルミネーション


帰りに丸善に寄ろうと思っていたのに、あちこち見ている内にすっかり忘れて帰ってきてしまいました(^_^;
ちょっと後悔。


街を歩く

この数週間は、事前協議や現地調査で街を歩くことが多いです。
今日は北区役所に行ってきました。中央工学校の寮を設計していた時以来ですね。20年前かな?(^_^;
王子駅を降りてすぐの所に、音無親水公園というのがありました。昔からありましたか?

音無親水公園


こじんまりした公園ですが、紅葉には少し早く、でも水は・・・枯れてます?ww
外国人観光客が多いです。石垣とか、日本的だからでしょうか?
夏は日陰で良いかも。
北区役所へ向かう橋の袂に、打ち放しの集合住宅がありました。
雁行していて、同フロア、同プランではなさそうですね。

静音閣


バルコニーが2層になっていたり。

バルコニー


1階周りの外壁にレンガを埋め込んでいたり。アプローチ床も同じです。

1階外壁


急斜面ですが、立地が良いですね。
大規模かつ雁行していますから、打ち放しはとても難しいと思いますが、設計者の心意気が伝わってきますね。

最近外出することが多いので図面やスケッチする時間が取れなくて、季節が進んで陽が短くなっていることもあるのでしょうが、少し焦ってます。
その分、夜の時間でカバーです。今に始まったことではないですが。(^_^;


町田市庁舎その2

事前協議書を提出してきました。
住宅を計画するにも、状況によってはいろいろありますね。

この前撮り忘れた写真をアップします。
8層のアトリウム空間。各階に打合せコーナーがあって、8階から撮った写真です。

アトリウム


自然採光で明るい執務空間になっていて、アトリウムの暖気は再利用されています。

前面道路からセットバックした屋上庭園。3階の屋上庭園。

3階屋上庭園


3階は議場で、ホワイエに面した前庭として計画されています。

ワンストップロビーを3階から撮影。

ワンストップロビー


採光の取り方などが良く練られていますね。

私の癖として、どうしても細部が気になる。
これはEVホールで撮った写真ですが、エレベーターを撮りたかったわけではなくて、注目したのはその枠です。

エレベーターの縦枠


スチールの曲げ加工ですが、見付が15mm。(一般的には25mm)
実はこれって意外に難しいのですよね。
建具枠もすべてこの寸法で統一されています。
この寸法1つで、大きく印象は異なるわけです。
細部まで設計者の目が行き届いた建築ですね。さすがだと思いました。


町田市庁舎

事前相談に行ってきました。
いま進めているプロジェクトはがけ地なので、確認することや事前協議があります。(^_^;
何度か行く必要がありますね。(遠い。。。WW)

ただ、この市庁舎は見るべきところが沢山あります。それは楽しみ。
怪しまれそうなので、あまり写真撮っていませんが。

正面

高層部分は道路からセットバックしています。

西側緑化スペース

西側に展開された低層棟は地上の緑化とつながるように屋上庭園が計画されています。
高層部分のカーテンウォールは、3階から8階まで吹き抜けたアトリウム空間です。(写真撮ってない。。。WW)

ワンストップロビー

北のメインアプローチからアクセスすると、この巨大なロビーがあります。
3層吹抜けのとても豊かな空間です。当然市民課のフロアですね。

南東角

グレーチングデッキ

サッシとアルミパネル

このあたりまで来ると。
誰の設計か、想像はつきますね。

町田市役所のHPに詳しく紹介されています。
興味のある方は見てください。
基本設計
実施設計
新建築社のYouTube


関西電力京都支社

京都駅前の塩小路通に、関西電力京都支社があります。
もう随分前になりますが、出張帰りに途中下車して建築をよく見に行っていました。
おそらく1930年代の建築だったと思いますが、武田五一の設計です。

ファサード


何故か全景写真がありません(^_^;
いつも部分にフォーカスしてしまう癖があるので、この時もそうだったのかも知れません。
全面タイル張りのグリッド状立面になっていて、彫りが深くグリッドが強調されています。

新町通り側


こちらは新町通側のサブエントランス。
水切りもタイルです。
特注で焼いたのでしょうね。

タイルのディテール


このような既製品はあるはずも無く、当然デザインして焼いた物でしょう。



2018 つつじが丘の住宅

竣工してから13年の月日が経ちました。
6年ぶりになるでしょうか。つつじが丘の住宅を訪問しました。
アプローチのトネリコの成長が月日を物語っていますね。

2018つつじが丘の住宅|アプローチ


竣工当時
©新建築写真部


おいしい食事をいただいたり、びっくりするくらい成長したお子さん達と会ったり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

撮り慣れていないので、食べた後に気がつくという(^_^;
これは忘れず撮りました


一番感心したのは、ライフスタイルの変化にも、自ら工夫して使われていたことですね。
お子さんや奥様のお友達のたまり場?になっていると言うことなどもお聞きして、人が集まる家なんだと嬉しく思いました。
設計していた時から、オーナーの住宅に対する考え方は、とても懐が深いところが有って感心していました。
痛んでしまって、改修した部分もありますが、竣工当時のまま変わらず有るその姿をみて。
設計して良かったと想いを新たにしました。

竣工当時|中庭
©新建築写真部