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mac OS High Sierraのテスト環境

High Sierraは、トラブル情報があったので、インストールは先送りにしていました。
先の記事にも書いたとおり、仕事にも影響するので、アプリケーションの動作確認テストのため、余っていたHDDに新規インストールを試みました。
High Sierraをダウンロードして、USB起動メディアを作成後新規インストールします。
で!起動すると、いきなりこんなアラートが(^_^;
ちょっと引きましたよ。MacBookProをアップグレードした時は、こんなの出ませんでしたからね。

※12/11追記
MacMini(2011)をApple Storeからダウンロードして上書きアップグレードしたら、このようなアラートはでませんでした(^_^;
インストーラー自体に、ファームウェアアップデートのプロセスが含まれているみたいで、何もしなくてもアップグレードできます。よく覚えていませんが、MacBookProのときも、そうだったのかも知れません。

ファームウェアアップデートのアラート

調べてみると、ブートROMとSMCバージョンのアップデートのようです。
ファームウェアを書き換えるので、慎重に。拡張カードを取り外して、グラフィックカードもApple純正に戻してから行うべきですね。
でも、面倒なので、このまま..W(まねしないで下さい。失敗例も多いですからね。)

ハードウェア情報

アラートの通りの手順で、問題なくアップデート出来ました。
これで、インストールできるようになります。
あとは、いつもの手順でインストールできます。

macOS High Sierra
バージョン10.3.1

40分ほどでインストールは完了し、High Sierraが立ち上がります。バージョンは10.13.1ですね。例のrootログイン問題の対応バージョンです。
ま、あり得ないバグだったので、Appleもすぐにアップデートをリリースしましたね。
しかし、これもなんだかトラブっているようで(^_^;
MRT(Malware Removal Tool)のバージョンがアップデートされないとか。(1.26のまま。1.27にならないといけない。)
Appleもバタバタですねぇ…。

MRTバージョン1.27

私の場合は、1.27になっていました。(1つ上の段の1.26はSierraです)
うまく行かなかった場合は、下記リンクに対応策がアップされていますので、参考にどうぞ。

AAPL Ch.
Apple、macOS v10.13.0からv10.13.1へアップデート後、High Sierraのroot脆弱性が修正されない問題に対しMacの再起動およびMRTを確認するように指示。
Apple、正しい「opendirectoryd」を同梱した「Security Update 2017-001」をHigh Sierraへ適用できたかを確認する方法を公開。

新規インストール後、移行アシスタントでアプリケーションを移行。
例によって、Adobeのアプリケーションでのアラートが出ます。Java SE 6をインストールしろってヤツですね。
El capitanやSierraの時も、ターミナルでしのいできましたので、同じようにしようと思っていたのですが、El capitan以降でインストールできるJava SE 6が出ていました、(いつの間に?)
ダウンロード – Java for OS X 2015-001
タイトルは2015-001ですが、ダウンロードして解凍すると2017-001になります。(^_^;
どうなっているんだか。
で、インストール。

タイトルは2017-001

あっさりインストールできました。

正常にインストール完了

High SierraでCS5も使えるようになりました。当然Adobeは動作保証していないので、トラブっても自己責任です。
軽い作業しかしていませんが、とりあえず動いてます。(フォントプレビューは、相変わらず表示されません。)
あとは、問題のVectorWorks2016が使えるかです。しばらく試してみたいと思います。以前9.5の時に、動作保証のない環境でつかっていてデータごと吹っ飛んだことがあるので、慎重に。

追記
またまた、バグ??
どうなってるんだAppleは!
もう少し落ち着くまで、テストできないな。
macOS High Sierraに2017年12月以降「Month 13 is out of bounds」というエラーメッセージが大量に発生する不具合が確認される。


MacPro(Mid2010)の限界

新しいMacを買えない理由。
第1に、お金がない!!W
ま、これが1番の理由ですが。
第2に買うとすれば、MacProしかないと考えているから。現行MacProは、Proらしくない(拡張性の問題)ので魅力を感じないし、iMacは、保証切れの後の自前修理が難しいしね。
第3の大きな問題は、昨日も書いたようにVectorWorks2016の動作保証がないからです。
MacBookProは、既にHigh Sierraにアップグレードしていて、VWをインストールしてみましたが、起動はしますね。
仕事のような使い方はしていないので、どんな不具合が出るかわかりません。
もうしばらく試してみて、致命的な不具合があったら、諦めるしかないです。
あまり影響の無いような不具合であれば、アップグレードも考えようと思っています。

というわけで、延々と中古のMacProを使い続けているわけですね。W
なにしろ、既に8年以上も前の機種ですから、現行の機種とは性能的にはかなり劣るわけですね。
例えば、このMacの仕様は、SATA2、USB2.0、PCIe2.0です。
これは、どうしようもないですね。
しかし、少しでも性能を良くして、快適に仕事が出来た方が良いわけですから、出来ることは全てやってカスタマイズしています。

CPUベンチマーク (Geekbench 4)

例えばCPUは、XEON X5680に換装しているので、ベンチマークはやっとこのくらい出ています。ちなみに現行iMacより遅いですよW
次の3つは、ハードディスクのベンチになります。

ハードディスクのベンチ
Seegate BarraCuda 2TB

BarraCudaの性能はSATA 6Gb/秒ですが、SATA2なので3Gb/秒が限界です。

SSDのベンチマーク
SanDisk Extreme PRO 240GB

Extreme PROはSATA接続のSSDで、SATA3でシーケンシャル読出し速度:最大550MB/秒、シーケンシャル書込み速度:最大520MB/秒です。このままSATAで接続すると、性能がでないので、PCIeカードに載せて使っています。

M.2ベンチマーク
SAMSUNG SM951 AHCI

最後はM.2ですが、当然コネクタは実装されていないので、必然的にPCIeカードに載せることになります。
SM951しかもAHCIなんて、もう売ってませんよ。W
ヤフオクかVintage Computerで買うしかありません。高いですけど!!

もうやることはないでしょう。やったとしても、大きな効果は得られません。限界ですね。
1番効果があるのは、断然M.2です。起動やアプリの動作が劇的に速くなります。
システムやアプリケーションをM.2にいれて、データはHDDという使い方が1番良いようです。

2019/6/10追記
Mojave(10.14.1)以降のフルインストーラーでファームウェアをアップデートすると、NVMe SSDが使えて起動ディスクに出来るようになりました。
少しではありますが、性能も向上出来るようです。
何よりも、SSDの選択肢が増えたことは良いですね。
NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)

macOSとVectorWorks

仕事で使っているCADは、VectorWorks2016です。数年前までは11.5だったのですが、さすがに稼働可能なOSが古すぎたので、2016にバージョンアップしました。
macOSでのVectorWorksの動作保証は、Windowsと比べるとかなり違っています。これがとても困る…W
現在のmacOSの最新バージョンはHigh Sierra(10.13)なのですが、すでにVW2016は動作保証外です!!
まぁ、High Sierraにしなければ良いのですが。
Windowsとの比較をしてみました。(画像はA&Aからの引用になります。)

Windowsでの動作環境


OS環境のリリース年を赤で入れてあります。
Windowsの場合は、7〜10の全てでv2012〜v2018まで全て動作保証です。7バージョン全て使えると言うことですね。
いいなぁ…W
ところが…macOSの場合は。

macOSでの動作環境


どうですかね〜??
Yosemiteだと6バージョンまで可能ですが、その他はせいぜい4バージョン止まりでしょうか。
Appleの場合は、OSのアップグレードがほとんど毎年リリースされているわけで、その度に動作保証外になってしまうのは厳しいですね。
毎年OSをリリースしなくても良いと思うんだけど。いいんだかわるいんだか、よくわかりません…W
とにもかくにも、今使っているVW2016は、sierra(10.12)止まりということははっきりしてます。
で!
何が言いたいかと言いますと・・・
今年A&Aから、VectorWorksのバージョンアップは、3バージョン以内に限ると発表されました。(元はVectorworks,Inc.の方針でしょうが)
これを逃すと、買い直しする必要があるということですね!
1番廉価版のFundamentalsでも、30万超えですからキツイですよねぇ。まして、それだけではダメで、日影や天空定規のプラグインも買い直さないといけない。
そうなると、45万です!!
無理無理…W
さらに考えると、Macを使っている方は知っていると思いますが、新品のMacを買うとすると、常にその時点の最新OSになると言うことです。つまり、最新OS以前のOSはインストールすら出来ないわけで、手持ちのソフトを動作させるために、中古を買わないといけなくなるんですね。
まぁ、今がその状態なのですけどね。壊れないでくれと祈るばかりです。

Boot campでWindowsにしちゃおうかな…W


落ち葉の絨毯

毎週水曜日は多摩平の家の現場監理です。
いつもバスを利用するのですが、天気も良く暖かかったので歩いて現場まで。

落ち葉の絨毯


途中には、このような緑地があって、紅葉も盛りです。

やまもみじ。。かな?


彩り豊かな小径を歩いてきました。


MacProのグラフィックカード

ちょっと遊んでみました。
PCと違って、Macに使えるグラフィックカードはかなり限られています。
加えて、数世代前のものでもかなり高価です。

Radeon HD5770

MacPro(2010)の純正カード。ほとんど化石ですねw
これがどのくらいの価格かというと。中古でもこのくらいだったりします。

Quadro4000forMac

これはQuadro4000 for Mac.
かなり高級なカード(でした。)今でも、このくらいします。とても、簡単に買えるものではないですよね。
Quadroだと、Macで使えるのは、これくらいしかありません。新品はもう買えないんじゃないかな?中古でも買えないけどね。

Radeon HD7970

最後はRadeon HD7970。PC用のカードですが、ちゃんと使えます。
MacPro用で新品で買えるのは、これだけです。
PC用と比較すると、とんでもなく高いですw
MacOS10.7以降であれば、PC用でも使えるカードはこの他にも数種類ありますが、ブートスクリーン(EFI)が表示されないので不便です。

それぞれのOpenGLのベンチ結果ですが、1番高級(高い)Quadro4000が、1番低いw。
まあゲームをするわけではないので、問題はありません。むしろ、仕事ではQuadro4000の方が、描画が正確だし、重いCADデータを扱っても7970よりスムーズに感じます。(あくまで主観)
グラフィックカードが一番壊れやすいので、入手出来るうちに買っておかないとその時困るので、5770はその時のためのバックアップ用です。


紅葉


秋も深まってきました。
多摩平の家(施工中)の監理をしていますが、この日は、建築主にカラースキームの確認をお願いしました。
日に日に空間が現れてきて、私が説明していたイメージが理解できたようでした。
敷地はこの公園に面しています。
秋晴れの中、とても気持ちの良い一日でした。

完成が楽しみです。


新嘗祭

豊穣

幼少期は田舎で育ったので、まだ黄金色には早い季節の写真ですが、このような風景はとても身近なものでしたね。
原風景に近いものがあります。
祝日になると、家々の玄関先には日の丸が翻っていました。
いつの間にか、そんな風景もなくなってしまいましたね。
さてさて、どうしてでしょうかね〜?

今夜は、とっておきの新米を食べたいと思います。


さび

鉄の塀

ソウル市内北村の路地に鉄の塀をみつけました。
防錆されておらず、全体を錆びが覆っています。
錆びの感じは、コールテン鋼ではなさそうですね。

鉄塀のディテール

フレームをアングルで組んでいるようです。上部は形鋼の庇になっていて、門扉の庇にもなっています。
建物の外壁は木材ですが、屋根のフレームもやはり形鋼のようです。
素材の使い方がうまいですね。
年月と共に、質感が出てくるという考え方もあると思われるし、質素で日本的な情緒がある建物です。
下段は石の小端積みです。これもまた良い感じです。


ソウル(2日目)

北村(プッチョン)に伝統韓屋があるのですが、観光地化しているので人が多くて写真撮ってません。(^_^;
ほとんどが石塀で囲まれているので、内部も見ることができません。しかし、道路や建物のスケール感が絶妙で、街並みがとてもきれいです。(人がいなければ。。。)
実際に住んで生活している人がいるので、静かに街歩きしてきました。移動のほとんどは徒歩かバスです。その方がその土地の普段の暮らしぶりなどが垣間見えて楽しいです。
伝統的な家屋がある一方で、当然ですが現代的な建築もあります。

ギャラリー

建物名忘れました。(^_^;
外壁は鉄板をランダムに折り曲げて出来ています。

外壁のディテール

ちょっとピンが甘いですが、ランダムに折り曲げることで陰影に変化をつけています。

壁面

反対側から見ると、その表情は違って見えますね。
ちょっとしたアイディアですが、こういうの好きです。

3日目、4日目は、ただ食べ歩きしただけでなにも無しです。ww
今年年頭にもきましたが、年に一度くらいは家族旅行したいですね。


ソウル(1日目)

東大門全景

暗いので手ぶれしてます(^_^;
都市ごと城壁で防御するという大陸的な考え方ですね。海に囲まれた日本ではこのような都市はありません。

東大門見上げ

垂木のかけ方などは、日本と同じです。丸太そのままと色彩は違いはありますが。

天井画

側面

建築的には見るものはあまり無いし、観光旅行なので…W
この後、チキンを食べに行きました。