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MacPro(2009)をDualCPUに

先日の続きです。
MacPro(2009)はついに10年落ちになってしまいました。
インターフェイスは古いですが、パーツも安くなっているので、強化すればまだまだ使えます。
これは結構すごいことですよね。
CPUをX5680×2に換装して、無事起動しました。

このMacについて

交換途中の写真は撮り忘れ(^_^;)
Dual用のCPUボードさえ入手できれば、交換自体はそんなに難しいものではありません。
やはりCPUのヒートスプレッダの取り外しが一番のポイントですね。
また、CPUとヒートシンクの間に黒いプレートがあって、CPUがずれないように固定する役割をしているようですので、これが無いと取り付けできないかも知れません。その点は注意が必要ですね。

ハードウェアインフォ

ファームウェアを書き換えて機種IDを5.1にする必要もあります。
情報はネットで簡単に見つかりますから、検索してみてください。
ベンチマークです。
cinebench(macOS Mojave)

cinebenchスコア

cinebench(Windows10)

cinebench(win10)

OpenGLはMojaveとWin10で10ポイント近く違いますね。
geekbench CPU

geekbench CPU

シングルでは、iPhone XRに負けますWW
マルチであれば、まだまだいけそうですね。
geekbench GPU

geekbench GPU
Open CL

これは良いのかどうなのかよくわかりません。

正月の遊びはこれでおしまいです。W
7日から本格稼働します。


MacPro(2009)をグレードアップできるか?

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

平成31年正月

多摩平の家

昨年秋頃から年末にかけてほとんど休みなく仕事だったので、静かな正月を過ごしています。
元日に映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観に行ってきましたが、なかなか良い映画でした。
あとは、もうほとんど遊びと化したMacいじりですね。W
具体的には、MacPro(2009)のCPUをデュアルCPUにすることです。
今はXeon W3680 6coreですが、これをX5680 6core×2にしてみようかと。
こういうのに興味がある方はご存じかと思いますが、MacPro(2009)のデュアルCPUモデルだけは、CPUのヒートスプレッダがついていないのです。
市販のX5680はヒートスプレッダ付きのものしかありませんから、物理的に装着ができません。
(やろうと思えばできますが…かなり無理があるかと。そもそもX5680はもう市販されていませんから、オークションなどで手に入れるしかありません。)
Xeon X5680のヒートスプレッダは、コアに半田付けされているので、取るにはかなりのリスクが伴います。
ネットで沢山情報があるので、やり方はいろいろありますが。
アイロンが一番良いと思います。実際とても簡単に取れました。W

Xeon X5680

コアに残った半田を丁寧にそぎ落として、最後はコンパウンドで研磨します。
問題は、コアにダメージ無く起動できるかですね。WW
さて、どうなることやら。
まだCPUトレイボードが届いていないので、試すことができません。
そのうちまたレポートします。

こういうのは、失敗を恐れたらダメですね。壊しても笑って済ませられるくらいのメンタルがないとできないです。
ほとんど遊びですから。W

MacPro(Mid2010)の限界

新しいMacを買えない理由。
第1に、お金がない!!W
ま、これが1番の理由ですが。
第2に買うとすれば、MacProしかないと考えているから。現行MacProは、Proらしくない(拡張性の問題)ので魅力を感じないし、iMacは、保証切れの後の自前修理が難しいしね。
第3の大きな問題は、昨日も書いたようにVectorWorks2016の動作保証がないからです。
MacBookProは、既にHigh Sierraにアップグレードしていて、VWをインストールしてみましたが、起動はしますね。
仕事のような使い方はしていないので、どんな不具合が出るかわかりません。
もうしばらく試してみて、致命的な不具合があったら、諦めるしかないです。
あまり影響の無いような不具合であれば、アップグレードも考えようと思っています。

というわけで、延々と中古のMacProを使い続けているわけですね。W
なにしろ、既に8年以上も前の機種ですから、現行の機種とは性能的にはかなり劣るわけですね。
例えば、このMacの仕様は、SATA2、USB2.0、PCIe2.0です。
これは、どうしようもないですね。
しかし、少しでも性能を良くして、快適に仕事が出来た方が良いわけですから、出来ることは全てやってカスタマイズしています。

CPUベンチマーク (Geekbench 4)

例えばCPUは、XEON X5680に換装しているので、ベンチマークはやっとこのくらい出ています。ちなみに現行iMacより遅いですよW
次の3つは、ハードディスクのベンチになります。

ハードディスクのベンチ
Seegate BarraCuda 2TB

BarraCudaの性能はSATA 6Gb/秒ですが、SATA2なので3Gb/秒が限界です。

SSDのベンチマーク
SanDisk Extreme PRO 240GB

Extreme PROはSATA接続のSSDで、SATA3でシーケンシャル読出し速度:最大550MB/秒、シーケンシャル書込み速度:最大520MB/秒です。このままSATAで接続すると、性能がでないので、PCIeカードに載せて使っています。

M.2ベンチマーク
SAMSUNG SM951 AHCI

最後はM.2ですが、当然コネクタは実装されていないので、必然的にPCIeカードに載せることになります。
SM951しかもAHCIなんて、もう売ってませんよ。W
ヤフオクかVintage Computerで買うしかありません。高いですけど!!

もうやることはないでしょう。やったとしても、大きな効果は得られません。限界ですね。
1番効果があるのは、断然M.2です。起動やアプリの動作が劇的に速くなります。
システムやアプリケーションをM.2にいれて、データはHDDという使い方が1番良いようです。

2019/6/10追記
Mojave(10.14.1)以降のフルインストーラーでファームウェアをアップデートすると、NVMe SSDが使えて起動ディスクに出来るようになりました。
少しではありますが、性能も向上出来るようです。
何よりも、SSDの選択肢が増えたことは良いですね。
NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)

MacPro(2010)

スクリーンショット


MacPro(2010)を増設しました。
現状使っているソフトとの兼ね合いで、OSは10.12です。
残念ながら、これ以上あげられません。
今までのメイン機の2009モデルは、サブ機としてOS10.10で運用です。こちらもこのバージョンのOSでないと動かないソフトがあるので。
それにしても、1バージョンOSが上がる度に、使えないソフト(特にVectorWorks)が出てしまうのは、本当に困ったものです。
しばらく…10.12で維持ですね。
そのうちMacPro(2010)も新OSで切られるんだろうな…。
もう7年前のパソコンだけど、CPUはXEON X5680に換装した上に、拡張パーツでSSD積めるし、いまだ性能は不自由しないところが凄いと思う。

そろそろHPも更新しないと…。